三郷市の財政分析レッスン 第30回目 2005年度
今回は高速道路の三郷インターチェンジ下(インターA地区)にオープンする大規模商業施設等について取り上げました。首都圏でも有数の規模を誇り、本年6月のオープン予定です。また、この隣に大規模な物流倉庫の建設も決まりました。
車社会の昨今にあっては、この商業施設の経済効果が三郷市に与えるインパクトは、短期的には「つくばエクスプレス」の三郷中央駅開業よりも大きいと思います。
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三郷市はインターA地区の開発を推進してよかったの?
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売場面積 |
営業時間 |
新規雇用者数 |
| トステムビバ |
22408u |
午前6時〜午後10時 |
300人 |
| イトーヨーカドー |
24800u |
午前9時〜午後11時 |
500人 |
| シネコン(映画館12室) |
10986u |
午前9時〜翌午前0時 |
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《三郷市が投資してきたお金を回収できるのか?
道路や公園や下水道などが整備されるので、行政というものは、本来回収というものは考えないのですが、あえて計算してみました。
今までに三郷市は10億円をインターA地区に投資してきました。今後も段階的に30億円投資して、総額40億円の投資となる予定です。これに対して、固定資産税、法人市民税などの増収が期待できます。このなかでも、固定資産税の効果が圧倒的です。
私の試算ですが、開発の後では税収の増加は毎年4〜5億円程度です。したがって、総額40億円の投資は10年間で回収されてしまう(投資利回りは年10%)ということです。また、長期的な投資計算ではなくて、ここ数年の短期的な投資計算をみても、2億円〜3億円の税収の増加が期待できると試算しました。
【結論】
インターA地区は開発反対や凍結を主張する野党を振り切って進めてきたものですが、現在、企業の誘致がうまく進んで、税収の増加が見込まれます。もし三郷市ではなくて、民間企業の投資であったとしても、合理的な政策と判断されるのではないでしょうか。これからは、経済効果や税収増加額を計算して、政策判断する時代になっています。
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