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市の財政分析レッスン 1997年度
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Vol,01 (秋号) 公債・各種基金
  ●公債・各種基金

公債・・・国や銀行等からの借入平成8年3月末現在で
      一般会計公債  290億円
      下水道公債 148億円   
      その他の未払金  162億   
     −−−−−−−−−−−−−−
      合計603億円

の負債を抱えると公表されています。対する歳入はこの約半分の300億円程度。一般企業の場合は売上とほぼ同程度借入を抱えていると過大負債により経営がゆきずまってしまうのが現状ですが、市は売上の2倍の負債えお抱えているわけです。各種基金三郷市は基金という目的別の貯金をしております。例えば財政調整基金。常磐新線対策基金、減債基金等です。現状この基金は大幅に減少しつつあり、平成5年3月期に35億円あったものが、平成8年3月期には27億円と3年間で8億円減少しています。特に、公債の返済資金を貯める目的の減債基金は、公債が増加しているにもかかわらず基金残高が平成5年3月期の5億円から平成8年3月期 3千万円へと3年間で4億7千万円減少している点が注目されます。これは目にに見えにくい負債の増加を意味しており、公開されている数字以上に市の財政が悪化していることが伺えます。
         
●借金や預金の引き出しが売上に?
9月の定例議会で市の会計を認定するにあたり、決算書を見て非常に違和感を覚えます。例えば、借金(起債)の増加が売上(歳入)に、預金(基金)の引き出しが売上(歳入)になっており民間企業では考えられない会計処理(専門的には単式簿記/現金収支会計)を行っている点です。
●複式簿記の導入を!
現在、世界的に行政機関の会計に複式簿記の導入の声があがっています。ニュージーランドでは、特殊公益法人・大蔵省等の各省庁全てに複式簿記導入をはかったことにより、公務員のコスト意識が是正され、税金の効率化がはかられてそうです。私は会計の専門家として、ぜひ公共機関の会計制度見直しをぜひはかるべきではないかと考えます。

 
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